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2026.03.25
高校生による「憩いのベンチ」 新設と修繕の物語

熊本県農業公園カントリーパークの園内には、多くの方が一息つけるベンチが並んでいます。
その中には、10年ほど前に県内の工業高校のみなさんが製作したベンチがあり、今もたくさんの来園者のみなさんの時間を支えています。
年月の経過とともに、ベンチの傷みが目立ってきたことから、カントリーパークは熊本県立熊本工業高等学校 建築科3年のみなさんに、新しいベンチの製作と、既存ベンチの修繕をお願いしました。
今回ご紹介する「新設編」と「修繕編」は、その学びと実践が結びついた取り組みの様子です。

新設編・ベンチづくり






新設ベンチづくりでは、まず土台づくりから作業が始まります。
型枠を組み、コンクリートを打ち込み、本校土木科のみなさんが協力して型枠を外していくことで、しっかりとした土台が姿を現します。
角をきれいに面取りした土台の上に、座面と背もたれ部分が組み上がっていきます。



柱部分の加工や墨付け、柱と手すりの加工、木部の取り付けなど、一つひとつの工程を重ねるなかで、少しずつベンチの形が見えてきます。
側面からの見え方や正面のバランスにも気を配りながら、最後の仕上げまで生徒のみなさんが真剣に取り組んでいます。




修繕編・据え付けベンチ





園内に据え付けてあるベンチと既製品ベンチの修繕も、同じ建築科3年生のみなさんが手がけています。
座板と背もたれ板を取り外し、ビスを洗浄し、座面に新しいビス穴をあけ直すなど、使える部分を活かしつつ、安心して使える状態に整えています。








既製品ベンチでは、鋼製脚の研磨や塗装、さび取り洗浄まで行い、見た目も座り心地も、気持ちよく使える姿に戻っています。
組み立てを終えたベンチは、今も園内で多くの方に利用されており、新しく生まれ変わった居場所として活躍しています。


新設されたベンチ、修繕されたベンチのどれもが、高校生のみなさんの学びの成果であり、カントリーパークでの日常のひとコマを支えています。
ご来園の際は、ベンチに腰掛けながら、「こんなふうに作られているんだな」と少し想像していただけると、また違った景色が見えてくるかもしれません。

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■熊本県農業公園カントリーパーク
熊本県合志市栄3802-4 TEL 096-248-7311
▶︎3月~11月
開園時間 09:00~17:00
🎫 大人=300円(高校生以下は無料)
🆕 年間パスポート=1,200円
▶︎休園日:毎週火曜(通常・祝日にあたるときは翌日)
3月休園日 3月3日・10日・17日・24日・31日
▶︎大恐竜パークは土・日・祝日のみ開催



